歯科技工士の力
当院でお世話になっている技工士さん、その仲間とともに
討論会を開催しました。
技工士さんと歯科医院がいかに密接に連携できるか、
非常に深い議論をすることができました。
歯科技工士の繊細な仕事は、患者さんの歯を長く健康にもたせる
大きな力を持っています。
いかにピッタリなものを患者さんに提供できるか。
歯科医院と深く真剣に連携することができれば、それが叶います。
例えば、当院でのセラミックの被せものを考えてみます。
単純に被せものを作るだけではありません。
その方の周囲の歯の色に調和した色調を分析して美しさを実現し、
圧倒的な材質の丈夫さがあります。
さらに最も重要なのは、歯科衛生士とも連携し
その方の歯みがきの技術、頬や舌の筋肉の強さ、歯の並びなどに応じ
「いかにみがきやすい被せものにできるか」を追求します。
みがきやすければ、次に細菌が堆積するリスクが減少し、
結果として病気になりにくく、長持ちすることになります。
昔から、「良い歯医者には良い技工士がつく」と言います。
クリニックとして弛まず歩み、
最高のものを患者さんに提供できるようにしたいと思います。