免疫栄養外来を開設しました!
文京歯科は、日本歯周病学会専門医と認定歯科衛生士による質の高い歯周病治療を中心とし、心に寄り添う歯科医療を心がけています。患者さんが「一生おいしく食べられること」を目指し、そこから豊かな人生、生きることを応援できればと考えて治療と予防に取り組んでいます。
歯周病は、シンプルに捉えれば「細菌VS免疫力」で決まります。細菌が勝てば病気は進み、免疫力が勝てば健康な状態です。歯周治療は、細菌の絶対数を圧倒的に減らすことで身体が勝つ環境をつくり出すことが軸となります。その免疫の主役は白血球であり、つまり歯周病を治すのは血液です。私たちは、そのお手伝いをしているに過ぎません。
それでは、もしその血液を元気にできて免疫の力をさらに高められたら?今回の栄養外来は、その発想も始まりのひとつでした。細菌の数を減らして免疫力を高められたら、間違いなく素晴らしい治癒になるはずです。そうすれば患者さんの豊かな人生により近づけます。栄養状態を改善することで、これが可能となります。私たちの身体は食べたものから作られているのですから。
そこでさらに気づきました。この方法を実践したら、歯周病だけでなく全身の健康をつくることができます。今年、世の中は感染への不安が溢れました。どうせなら、文京歯科から元気な身体づくりを発信しよう!と考えました。
例えば、免疫細胞の60~70%が集まる腸の働きを高めれば、圧倒的に風邪をひきにくくなります。新型コロナウィルスにも絶対に有効です。負けない身体になります。また、疲労感や不眠、眠りが浅い方には「睡眠ホルモン」「幸せホルモン」の材料となるタンパク質が不足しているかもしれません。さらに、筋肉や関節の痛みは炎症です。魚などに含まれる良質な脂質であるオメガ3は、痛みの元になる成分をブロックして炎症を抑える効果があります。
身体のちょっとした不調、これが蓄積すると本当の病気になります。ほんの少しの食事の工夫から改善できる可能性が高いのです。歯科医院では「食べられる環境」をつくることができますから、この『栄養による予防医学』と非常に親和性が高いのです。
予防医学士の先生を毎月お呼びして、栄養外来を行います。患者さんよりひと足先に、当院の歯科医師とスタッフも体質改善に取り組みました!副院長の大石は4か月で大きく体質の改善ができました。筋肉量を落とさず体脂肪率のみ減少し、まったく風邪をひきません。健康にもダイエットにも美容にも。ご興味のある方、スタッフまでお気軽にお声がけくださいね。