こんにちは。

本当に暑い日々が続いていますね。

体調の変化が起こりやすいですから、

くれぐれも気を付けてお過ごしください。

 

さて、今日はタイトルにある通り、「腸」のお話。

よく「腸活」なんて言いますが、体内の免疫細胞の

６０～７０％は腸に集まっています。

まさに免疫のカギを握る臓器であり、

新型コロナウィルスに負けない身体づくりに

大切なことだと考えています。

 

腸や胃、食道に加え、口の中も実は「消化」に関わる

組織であり、表面の粘膜は同じ構造になっています。

腸の菌の総数はだいたい同じなんですが、

その組成、つまり身体に良い菌と悪い菌の割合が

免疫の強さを左右します。

善玉菌が多ければ元気な身体、

悪玉菌が多ければ不調が起こりやすいわけです。

 

同様に、歯周病菌も善玉と悪玉がいます。

細菌の総数を減らしにかかるのが歯周病治療のセオリーですが、

このような腸の健康を絡めて歯周病を治療する

「オーラルプロバイオティクス」という方法があります。

同じ構造であることを利用して、栄養の観点から

身体の免疫力を高め、歯周病にも強い組織を作る。

そのうえ、全身も若く健康な状態を保てるというわけです。

 

予防医学士の方に知恵を借りて、

「栄養外来」の設立を検討しています。

いつまでもおいしく食べられて、健康に楽しく暮らせるように。

いろんな枠を飛び越えて、そんな歯科医院を創ります。

 

現在、まずは自分たちから！ということで

スタッフ全員で栄養学を学び、体質改善に取り組んでいます。

数か月以内に形にできるのではないかと思います。

ご興味があれば、いつでもお声がけくださいね。